時短でも手抜きじゃない、賢いお弁当作り
朝は誰だって忙しいもの。そんなときこそ、冷凍食品の出番です。今回は手作りおかずは玉子焼きだけ、その他は冷凍食品と調理済み食材で組み立てたお弁当です。時短しながらも満足度の高いお弁当を目指しました。
今日のお弁当ラインナップ
手作り玉子焼きと冷凍食品を組み合わせた、バランスの良いお弁当です。
旨鮭ふりかけのごはんは、いつものたらこふりかけから変えて、旨鮭ふりかけを選んでみました。オレンジ色の鮭フレークと海苔が混ざったふりかけは、見た目にも鮮やかで食欲をそそります。鮭の旨味と塩気がごはんの甘みを引き立て、おかずがなくてもこれだけで十分美味しい。ふりかけを変えるだけで、お弁当の印象もガラッと変わりますね。
手作りの玉子焼きは、卵2個を使ってボリュームたっぷりに仕上げました。何層にも重ねて焼いた玉子焼きは、厚みがあってふんわり柔らか。鮮やかな黄色がお弁当箱の中でひときわ目立ち、全体を明るく彩ってくれます。卵2個分なので食べ応えもしっかりあり、朝焼きたてならではのしっとりした食感が楽しめます。手作りおかずが一品あるだけで、お弁当に温かみが加わりますね。
ウインナーは、いつもの定番おかずです。レンジでチンするだけなので、フライパンも不要で本当に楽ちん。洗い物が減るのも嬉しいポイントです。プリッとした食感とジューシーな肉汁が口の中に広がります。茶色いおかずが多い中で、ウインナーのピンク色がアクセントカラーになり、お弁当箱を開けたときの印象が明るくなります。
ソースかつは、冷凍食品の中でも特に頼りになる存在です。サクッとした衣に染み込んだ甘辛いソースが、ごはんを何杯でも食べられそうな美味しさです。揚げ物は自宅で作ると油の処理も大変ですが、冷凍食品なら温めるだけでこのクオリティ。忙しい朝の強い味方です。ボリューム感もあるので、メインおかずとしての存在感は抜群ですね。
つくね棒も冷凍食品です。鶏肉の旨味がぎゅっと詰まったつくねに、照り焼き風の甘辛タレが絡んで絶品です。お弁当に入れやすいのも魅力です。丸いつくね棒と、平たいソースかつ、細長いウインナーと、形の違うおかずを組み合わせることで、お弁当箱の中が立体的に見えて、詰め方の工夫もしやすくなります。
手作り玉子焼きと冷凍食品を組み合わせたお弁当ですが、おかずの種類や色合いを考えて選ぶことで、しっかりバランスの取れた一食になりました。

冷凍食品選びのコツ
冷凍食品だけでお弁当を作るときは、選び方にちょっとしたコツがあります。
まず、「メインになる揚げ物系」を一つ選びましょう。今回のソースかつのように、ボリュームがあって満足感の高いものがおすすめです。次に、「和風のおかず」を一つ。つくね棒のような甘辛い味付けのものは、ごはんとの相性が良く、お弁当全体をまとめてくれます。
そして忘れてはいけないのが、「定番おかず」です。ウインナーのように、誰もが好きで食べ慣れた味があると安心感が生まれます。特にお子さんのお弁当なら、新しい冷凍食品に挑戦するときも、定番を一つ入れておくと食べ残しが減りますよ。
色のバランスも意識してみてください。茶色系が多くなりがちなので、赤や黄色のおかずを入れると、見た目の印象がぐっと良くなります。
本日のお弁当詳細
- 白ごはん(旨鮭ふりかけ)
- 手作り玉子焼き(卵2個使用)
- ウインナー
- ソースかつ(冷凍食品)
- つくね棒(冷凍食品)
かかったコスト
約300円
(内訳:ごはん70円、ふりかけ10円、卵40円、ウインナー70円、冷凍食品110円)
調理時間
約18分
(玉子焼き調理+冷凍食品温め)
まとめ
手作りおかずと冷凍食品を組み合わせることで、時短しながらも温かみのあるお弁当が作れます。玉子焼き一品だけでも手作りすることで、お弁当に手作り感が生まれます。
忙しい日は冷凍食品に頼って、心と時間に余裕を作りましょう。その余裕が、毎日のお弁当作りを楽しく続けるための秘訣です。完璧じゃなくても、お弁当を作っているその行為自体が素晴らしいことなんですから。


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